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メルマガ発行者のための文章講座その1
説明不足、ひとりよがりの文章例


「メルマガの文章に自信がない」「言いたいことがうまく伝えられない」
そんな不安はありませんか?


メルマガ発行者のための文章講座 その1

説明不足、ひとりよがりの文章例


ひとつの文章ではいいたいことを1つにポイントを絞って、誰にでも理解できるようにすることが大切です。この文章は、あちこちに話題が展開していることで、まとまりがなく、何がいいたいのかがわからなくなっています。カタまる男とは、どういう人のことをいうのかと具体例で示すことによって、わかりやすい文章に修正することができます。

●カタまってしまう男
オリジナル原稿

女性を意識することは大切です。でも、ヘンに意識して「カタまってしまう」
男がいます。女性の前に出ると、表情や態度がカタまってしまうのは可愛げが
ありますが、考え方が硬直してしまうのが問題です。(*1)

考えが硬直してしまうとは、「女はこうあるべきだ」「こうしなければいけない。
するのが当たり前」と考えることです。これらは、一見、昔風の男っぽい考え
(男尊女卑ともいいますが)のようですが、その実、そんな根性があるとも思
えません。

むしろ、映画やドラマの影響で理想のタイプが出来あがっていて、ステレオ
タイプに女性を分類する男です。そんな男は、得てして自分の思いどおりに
にならないと「女なんてバカだ」と怒るのです。(*2)

よく聞く話ですが、モテない男ほどキャバクラや風俗に行きます。相手は「仕
事上で」付き合ってくれるのに、勘違いして恋人モードで迫って逆に彼女たち
を困らせることもしばしばとか。これも同じ理由です。自分中心にしか考えら
れない。(*3)

自分中心にならず、柔軟性を持って考えるには、どうしたらよいでしょうか?
学歴があって学校と会社しか知らない男は、ある意味でハウツーに長けてい
ます。ちゃんとした「べからず集」の躾も出来ています。

「遅刻をしてはいけません」「女性には優しくしましょう」は、ハウツーとして
知っているのです。でも、デートのとき、「なぜ、遅刻をしてはいけないのか」
考えていません。「待たせたら、彼女に悪い」では、まだダメです。「遅刻をし
たら、ぼくの彼女への思いが伝わらない」と考えるといいのに。マニュアルど
おりにマナーとして遅刻をしないのではなく、彼女のことを大切に思っていれ
ば、こういう発想が出るようになるでしょう。(*4)

もうひとつ、カタまってしまう男は、自分に魅力がないことをウスウス感じて
いるので、それを確認するのがイヤなのです。確認したくないから、コミュニ
ケーション不足になる。そして、思った通りにコトが運ばないと、つい相手の
せいにしてしまう。

相手のせいにしても始まりません。自分の魅力を、少しづつ増やしていきまし
ょう。恋愛以外でも、他人とコミュニケーションする機会を通じて増やしてい
けばいいんです。 (*5)

●修正ポイント

修正個所

 ポイント

(*1)
女性を意識することは大切です。でも、ヘンに意識して「カタまってしまう」
男がいます。女性の前に出ると、表情や態度がカタまってしまうのは可愛げが
ありますが、
考え方が硬直してしまうのが問題です。
10、20代の男性が緊張するのはかわいいけど、30代の男で緊張しているのが見えるのは、「女慣れしていない男」っていうのが女性に伝わってくるものなので、この表現は修正が必要。
(*2)
むしろ、映画やドラマの影響で理想のタイプが出来あがっていて、ステレオ
タイプに女性を分類する男です。そんな男は、得てして自分の思いどおりに
にならない
と「女なんてバカだ」と怒るのです。
具体例がないため、理解しにくい。思いどおりにならないというのは、「女はこ
うあるべき」という考え方があるからで、ここでは、それについて説明する必要
がある。
(*3)
よく聞く話ですが、モテない男ほどキャバクラや風俗に行きます。相手は「仕
事上で」付き合ってくれるのに、勘違いして恋人モードで迫って逆に彼女たち
を困らせることもしばしばとか。これも同じ理由です。自分中心にしか考えら
れない。
カタまってしまう男というテーマのなかに、モテない男の話を入れると論点がズレて
しまう。カットしたほうがスッキリする。
(*4)
「遅刻をしてはいけません」「女性には優しくしましょう」は、ハウツーとして
知っているのです。でも、デートのとき、「なぜ、遅刻をしてはいけないのか」
考えていません。「待たせたら、彼女に悪い」では、まだダメです。「遅刻をし
たら、ぼくの彼女への思いが伝わらない」と考えるといいのに。マニュアルど
おりにマナーとして遅刻をしないのではなく、彼女のことを大切に思っていれ
ば、こういう発想が出るようになるでしょう。
アドバイスとしてはわからなくはないが、主題の「カタまってしまう男」とは、
どういう人かがハッキリと表現されていないため、無意味な文章となっている。
(*5)
相手のせいにしても始まりません。自分の魅力を、少しづつ増やしていきまし
ょう。恋愛以外でも、他人とコミュニケーションする機会を通じて増やしてい
けばいいんです。
「少しづつ」ではなく「少しずつ」。間違えやすい「用語の使い方」。

●修正原稿
前々回書いたように女性を意識することは大切ですが、ヘンに意識して"カタ
まってしまう"のは問題です。表情や態度がカタまるのは、かわいげ(まあこ
れも20代までの男)がありますが、考え方が硬直してしまうのは問題です。そ
れでは、カタまるとどうなるのでしょうか。

女性に慣れていない男がよくやるのですが、緊張のあまりオヤジギャグを飛ば
したり、「キ・キ、キレイな方ですね」とドモりながら汗を拭いたり……。キレ
イな女性というのは、しっかりとそれを意識していますから、こんな反応は逆
効果。女性に慣れている男ほど、女性の外見には触れないで、「会えてよかった」
「楽しい時間が過ごせた」などと、中身を評価するもの。

でも、カタまった頭の男は、とにかく何かいわないといけないとばかりに、相
手の容姿を、しかも平凡な言葉でつい口にしてしまう。ついでによけいな質問
も……。
「本当に、30歳なんですか?」(男のうれしい気持ちはわかるけれど)
「今まで何人のメル友と会ったの?」
「今日は何時までOKですか?」

あるいは、目に見える「様子」だけを、考えもせずにいってしまう。
「よく飲みますね」
「よく食べるね」
「タバコ吸うんだぁ」

女性は酒も飲まず、小食で、タバコなんて絶対に吸わないと思い込んでいる本
性が出てしまう。一方、こういわれた女性は、不愉快な気分になります。そし
て、二度と彼女と会う機会はないと思っていいでしょう。このような昔風の男
っぽい考え(男尊女卑ともいいますが)とつき合ったら、その後が大変だと女
性は考えるからです。

考え方が硬直してしまうとは、「女はこうあるべきだ」「こうしなければいけな
い、当たり前」から外れる部分を許せないということです。要するに、許容範
囲が狭く、柔軟性がないわけです。映画やドラマなどの影響で、理想のタイプ
の女性ができあがっていて、目の前にいる現実の女性を理解しようとしないの
です。女性が気を効かせて、男の心の中まで察してわかってくれると思い込ん
でいる。自分のコミュニケーション下手を棚に上げて、わかってくれないのは
相手が悪いと考えるから、「女なんてバカだ」と怒って、自分なりに納得するの
です。

もうひとつ、カタまってしまう男は、自分に魅力がないことをウスウス感じて
いるもの。それを受け入れたくないのです。自分自身で確認したくないから、
コミュニケーション不足になる。そして、思ったとおりにコトが運ばないと、
つい相手のせいにしてしまう。これが悪循環になります。

相手のせいにするだけでは成長しません。自分の魅力を、少しずつ増やしてい
きましょう。恋愛以外でも、他人とコミュニケーションする機会を通じて増や
していけばいいんです。

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