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僕のラブラブメール体験記 


◆ 新城英志 ◆ 

第6回 ラブラブの裏側にあったもの ★
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


私はふだん自分のペースを大事にして進めていくのですが、R美との関係に
おいては、完全に引き込まれていました。恋愛では押すタイプと思っていた
のに、押されると弱いことが、はじめてわかったほどです。

R美は、私がメールを書かないと、怒ったり、すねたり、泣いたり……。何
かあるたびに、涙声で「本気じゃないんでしょ?」「どうせ一緒になれない
んでしょ?」といわれていました。冷静過ぎて、感情の起伏がそれほどない
人とは思えません。R美のことは好きでしたが、自分のペースをつかめない
まま終わってしまうような予感がありました。

R美とのつき合いは、けっして楽しくなかったわけではありません。電話で
も、メールでも彼女の気持ちは伝わってきます。私に好意を持っているもの
だと理解していました。ただし、R美が必要以上に感情を表すのにはわけが
ありました。

あるとき、仕事がうまくいかなくて、もう自分ひとりでは解決できないよう
な状態に追い込まれたときに、「なんで、こんなに大変なんだろうね」とグ
チをこぼしたことがあります。「大変なこともあるよ。みんなツラいことあ
るんだよね」とR美はいって電話を切りました。

翌日、R美から長いメールが届きました。その中身を読んで、R美の本当の心
を見たような気がしました。彼女は2人の子どもを持つ母親、ご主人も元気
で働いているのは、前から知っていました。そのメールで、最初の子どもを
事故で亡くしていたのがわかったのです。やっと歩けるようになった、かわ
いい盛りのときです。その悲しみは深く、重く、R美の心に、のしかかり、
立ち直れないと思っていたそうです。

気が狂わんばかりに泣いて泣いて。それでも、悲しみが消えることはなかっ
たと彼女は書いていました。その悲しみから自分を救い出すために、彼女は
自分の感情を捨てようとした。私にはそう思えてなりません。

R美は自分の大切なものを失うことに、極端に怯えていたのでしょう。それ
がたとえメールで知り合った、気の合う異性だったとしても……。私がいな
くなることで悲しむ自分に不安を覚え、メールでしかつながっていないとい
う不安定さから、その不安は増していくばかり。だから必要以上につながっ
ていようとする。彼女は私が絶対に会いに来ない。いや、来れないだろうと
思っていました。そのあたりは冷静に判断していました。

                             (つづく)

         他人には踏み込めない領域に戸惑う32歳 ♂
 


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