■読ませるメールマガジンで化粧品を売り込もう

 百貨店のウェブで、どうして化粧品を積極的にPRしないのか不思議でなら
ない。定期的に新色のコスメで出るし、それをコマーシャルや雑誌などで見て、
「欲しいけど、時間がなくて買いに行けない」と思う人も少なくないだろう。
種類がたくさんあってウェブでは載せきれないかもしれない。しかしユーザ
ーからすれば、商品写真はなくても、パーソナル・ショッピングの窓口さえあ
れば、雑誌などを見ながら、メーカー、商品名、値段などを書けばそれで済む
話だ。
通販ということでは、九九年一月号のファッション誌、「25ans」「Vo
CE」がそれぞれ伊勢丹、西武百貨店と組んで、コスメの特別付録をつけてい
たのが目を引いた。この付録が商品カタログを兼ねていて、電話やファックス
で申し込めるようになっていたのである(店頭販売のみのメーカーもあり)。
そして決済は二つとも、決済は、自社カードまたは代引き。
「25ans」は、付録の中の記事も興味深く、とくに美容部員の平均口紅保
有本数は六五本、一気に一00万円も購入する人の話などがおもしろかった。
私自身、百貨店に行っても、コスメカウンターはちょっと怖くて、素通りして
しまうから、美容部員さんの話は聞きたくてたまらないのだ。 
一方、ここまでフルカラーで豪華につくらなくても、自社でできるのにと思
ってしまったのも事実。ファッション誌は購入しない女性でも、誰でもキレイ
になりたいと思っている。また化粧品は、洋服のように好みなど関係ない。そ
こで、コスメの電子メールマガジンをつくって、売り込みをするのである。
コスメフリークではなく、知識のない人を対象にしたほうがインターネット
向きかもしれない。百貨店のサイトはアクセス数が多そうだから、ウェブで告
知をして、メールマガジンの希望者に配信する。メールならば、印刷費も郵送
費もいらない。
もちろん、ウェブと連動して、商品を購入できるようにする。ウェブのテキ
ストは、メールマガジンと同じでいい。メールマガジンに写真はなくても、リ
ンク先を書いておけば、興味があれば見に行くもの。
ただし、宣伝だけでは単なるDMになってしまうし、購読率も低くなるから、
読ませるマガジンにすることが必要だ。PRのメールを頻繁に送るのは賛否両
論あるようだが、無料で、おもしろい読み物があれば、意外と読者の支持率は
高い。
私が読んでみたいなと思うのは、美容部員イチオシの一品。どこがいいのか、
気に入っている理由を詳細に語ってもらう。こうすると宣伝臭くならないし、
読者の気も引きやすい。他メーカーの最近気になる商品など、ネタに困ること
はなさそうだ。 メールマガジン制作のためにコスメライターを雇ったとして
も、読者に支持されるメールマガジンならば、売り上げは上がるらしい。ただ
し、読者数は最低でも二万人、コストはあまりかけないことが重要。

99年4月

 
   

 

 

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