■潜在的利用者が多い男性のためのギフトページ

 以前男友だちが、ギフトには花を贈っているといっていた。私が「どうして
?」と聞くと、「何を選んでいいかわからないから」。そして、花ならばネッ
トで簡単に選べるし、女性ならば誰でも喜んでくれるからと付け加えた。
さらに彼はギフトのために、百貨店の売場には足を運ぶのは面倒くさい。ネ
ットならば深夜でも注文できるからラクとメリットを訴えていたような記憶が
残っている。
一般的にこういう男性は多いようで、この前取材したモールを運営している
サイトの担当者も「花のショップ」は年々増えていて、男性の利用が多いとい
っていたのである。キレイにウェブを作成している花のサイトを見ると、予算
と「カワイイ」「大人っぽい」など女性の雰囲気を伝えるとその人に合ったフ
ラワーアレンジメントをしてくれる。
現在、日本のインターネットユーザーの男女比率は七対三といわれ、二○代、
三○代が多い。比率の高い男性が選ぶの簡単だからと花を贈る人がかなりいる
のではないだろうか。これは、百貨店にとっては、かなりもったいない話。
ギフトといってもホワイトデー、母の日などは、百貨店のサイトでも特集が
組まれることが増えているが、誕生日、出産祝い、結婚祝いなどは年中あり、
そのお祝い返しというのも頻繁だ。予算と目的別に商品構成をしたギフトペー
ジをつくってもいいのではないだろうか? 
アメリカのサイトを見ると、あるモールではギフト用専用ページがあり、ま
ず贈る人を選ぶようになっていた。彼女、彼、両親、祖父母、叔父叔母など想
定できる関係はすべて並んでいる。彼女をクリックすると、五○ドル、一○○
ドルなど予算でわかれた商品が並んでいるという仕組みだ。
一方、日本の百貨店のサイトを見ると、石けん、食器、寝具などと商品別に
わかれている。これだと四○代がお返しに選ぶにはピッタリかもしれないが、
インターネットユーザーとかなりのギャップがある。また商品別だと、予算で
検索できれば別だが、選ぶのが面倒で時間がかかる。それよりもギフト目的に
わかれていたほうが、客にとっては親切だ。加えてウェブでは店頭とは違って
勧めてくれる販売員がいない。ある程度商品提案をしてくれないと、商品を選
ぶに選べない。
なかでも、とくに力を入れたいのが、「女性に何を贈っていいのかわからな
い」という男性をターゲットに置いた商品構成だ。一、二万円代の手頃なジュ
エリーなどがあっても悪くはないだろう。
売場のデータをもとに、彼女へのギフトとして喜ばれるベストテンなどがあ
れば、より親切。ネットでもカタログでも通販は、このようなデータがあると
商品を選びやすい。
その際、男性はウンチクを語りたがるので、ブランドおよび商品説明を詳し
く書くこと。彼女に渡すときに「これは、今シーズン話題の……」などと語れ
るようにすると完ぺきだ。

99年3月

 
   

 

 

トップページへジャンプします AGLIAの会社概要   AGLIAの実績  リンク
JGCへのマイレージ修行記 メルマガ発行者のための文章講座 企業向けメルマガの編集を賜っています 駆け出しライターのための実践講座